「12歳の頃から、肩こりとは長いお付き合いなんです」。初めてお会いしたA様は、少し照れたようにそう話してくださいました。
学生時代は陸上で体を動かし、こりをごまかせていたそうです。
社会人になり、フルタイムのデスクワークが中心になりました。
さらに2歳のお子さまの育児も重なり、床で遊ぶたびに腰が重くなるといいます。
「自分でほぐそうとすると、その部分が筋肉痛になって、かえって頭が重くなるんです」。
がんばるほど苦しくなる、そんな悪循環の中におられました。
「寝ているのに疲れが取れない」というお声も印象的でした。
東京から宇都宮へ引っ越し、環境が変わったことも重なって、体も気持ちも休まる時間がなかったのだと思います。
「もう一度ちゃんと向き合ってみよう」と、勇気を出して来てくださいました。
立ち姿を拝見すると、頭が前に出て右肩が内側に入り、首から背中の筋肉でずっと支えている状態でした。
問題は「鍛え方」や「ほぐし方」の不足ではなく、「体の使い方の位置」にあるのかもしれません。
そこで、ストレッチで縮こまった胸まわりや首まわりをゆるめ、肩と骨盤の位置を整えていきました。
施術の前後に写真を撮って見比べていただくと、A様は「えっ、軽い」と笑顔になられました。
右腕を上げる動きも、ご自身で確かめながら「さっきと違う」と驚かれていました。
お伝えしたのは、揉むより「位置を変える」という考え方です。
パソコン作業では30分に一度、肩の位置を見直し、下からすくい上げるように腕を使います。
お腹をふくらませる深い呼吸も、1日3セットおすすめしました。
「もっと早く知りたかった」。
帰り際にいただいたこのお言葉が、今も心に残っています。
長年のお悩みは、がんばる方向を変えるだけで、体の感じ方が変わることがあります。
もちろん個人差はありますので、無理のないペースで続けていきましょう。
元今泉・宇都宮駅・東武宇都宮駅・江曽島駅・鶴田駅・西川田駅・雀宮駅の周辺からも、肩こりや姿勢のお悩みでお越しいただいています。
デスクワークや育児で体が重い方は、ぜひ一度お気軽にご相談くださいね。







