「また痛くなっちゃった」。そう呟いたS様は、膝の手術を二回経験された学生さんでした。病院では注射を受けても「それ以外やることない」と言われ、痛みで学校を休む日も。外側の痛みに加え、腰まで重だるく、ご本人も「なんで両方ともこんなに固まるの」と戸惑っておられました。
お身体を拝見すると、原因は膝そのものではありませんでした。太ももの外側の筋肉が骨盤から膝下までぎゅっと張りつめ、引っ張られるように腰まで負担がかかっていたのです。これは膝だけを診ていては気づけない「体全体のつながり」でした。
肩も内側に巻き込み、首周りもガチガチ。頭が前に出てしまうことで、さらに負担が全身に広がっていました。むくみも強く、足の太さに左右差が出ているほどでした。
丁寧にほぐしていくと、「軽いです」「全然違う」と笑顔がこぼれ始めました。張っていた筋肉がゆるむたびに、足の上がりやすさ、腰の軽さがご本人にもはっきりと伝わったようです。
このつながりを理解していただくために、ご自宅でのセルフケアとして専用オイルもご案内しました。「ここが骨盤につながって、ここが膝下まで伸びている」とお伝えすると、「自分ではどうにもできないと思ってた」と驚かれていました。
痛みの根っこは、ひとつの場所だけでなく「全身のバランス」にあることが多いものです。表面の症状だけでなく、そこにつながる「姿勢」や筋肉の状態まで丁寧に見ていくことで、今まで気づけなかった変化に出会えることがあります。
S様の表情が明るくなった瞬間、私自身もこの仕事のやりがいを改めて感じました。
宇都宮駅や東武宇都宮駅、西川田駅周辺からも、同じようなお悩みでお越しいただく方が増えています。おひとりで抱え込まず、お気軽にご相談くださいね。







